4月8日(土)、9日(日)の2日間通いでこの大会に参加した。
1日目は天気も良く福島まで順調に往復できたが、2日目の朝はまさかまさかの季節外れの大雪でどうやって自宅から会場まで行ったらよいかとても不安だった。
桜の花も満開だというのにその上に雪が覆いかぶさり、これまで一度も見たことのない風景だった。
何とか普通タイヤで一般道をゆっくり行き、やっと福島市内に入ったと思ったら長井よりも雪が降っていた。
体調も膝と腰が痛くて私にとっては最悪の体調で、ベンチコーチをするにも苦痛だった。今回は、初めて何も記録することができなかった。
おまけに1日目は、中学男子ダブルス3位入賞2組と中学男子シングルスで3位入賞したものの、賞状と賞品を1日目の大会終了まで待たされて体育館を出たのが午後7時過ぎだった。
翌日また6時30分に自宅を出て会場に向かったが本当に不安な中での運転だった。
大会結果は1日目の中学生の部で男子ダブルス3組出場して、青木(中3)植木(中3)組が3位、後藤(中2)木村(中1)組も3位だった。第2シードの後藤・木村組には東京選手権一般の部にも出場しているので、何とか優勝してほしいという気持ちが強かったが、木村君のレシーブがあまりにも良くなかった。
1日目の中学男子シングルスの結果は木村君が3位、植木君はベスト8、青木吉真君はベスト16、後藤君はベスト32、青木耕介君、梅津君は予選突破したものの決勝トーナメント2回戦敗退、山田君は1回戦敗退だった。
女子シングルスでは川上さん、飯澤さん2人ともベスト16と健闘した。
翌日、一般の部に参加しての結果は男子ダブルスで2組が予選突破して決勝トーナメント進出。青木・植木組が2回戦まで、後藤・木村組は予選突破したものの、決勝トーナメント1回戦で敗退した。前日同様、ダブルスでは木村君の出来が悪かった。
一般男子シングルスでは木村君、青木君、植木君の3人が高校生・一般を破って予選突破した。決勝トーナメント2回戦で3人とも福島東稜高校の選手たちに負けた。
しかし、3人とも試合内容は良かった。特に木村君は東稜高校の主力選手と対戦して僅差で敗れたものの互角の試合内容だった。
予選突破できなかった後藤君、青木耕介君、梅津君も高校生・大学生と非常に良い試合をした。ラリーでの打ち合いもほとんど互角でほんのわずかな差で予選突破できなかった。
女子はサブアリーナで直接試合を見ることができなかったが、樋口さんと村山さんが予選突破したが、決勝トーナメント1回戦で敗退。金子さん、川上さん、飯澤さん、加藤さんは予選1勝1敗で決勝進出までもう一歩だった。
2日間を通して振り返ると12月から3月の冬期間、取り組んできた土台作りの課題、ボールへの入り方、ボールをとらえるときの両足の踏ん張り、膝の回転と上体の使い方、肘と前腕の使い方等の成果が見られた。
高校・一般とも互角に試合できる選手も出てきており、今後は土台作りにプラスしてコース・長さ・高さ・球質等の読みを素早くできるようにして幅のある安定した卓球ができるように頑張らせたたい。
また土台作りがまだまだの選手に対しては、足腰の強化を図りながら体の軸をしっかりしてボールをとらえることができるように基本を重視して指導していきたい。
2023.04.26