20歳の時、虫垂炎(盲腸)で手術し、1週間程入院したことがありますが、今回それ以来の入院でした。
8月9日から8月28日まで約3週間、大腸の上行結腸憩室炎で公立置賜総合病院に入院しました。
前日の日曜日の午後から急に右の脇腹の下の方が痛み出し、夜は激痛で翌日の朝、休日とは知らず、かかりつけの開業医は休みだったので、公立病院に電話し、救命救急センターで受診しました。
痛みが止まったら帰宅できるかと思っていたのですが、痛み止めで痛みも熱も収まってから、胃腸科の内科の先生が来てくれ造影剤を入れてCTを撮ってもらったところ、上記の病名のため、即入院といわれました。しかも憩室の細菌感染の炎症だけでなく、その外側にも大きな膿瘍もあるとのことでした。
最も気になっている、翌週の15日から京都で開催されるホープス団体戦に男女が県代表で参加するため、監督として引率しなければならないため、それまで治るかを聞いたところ絶対無理だといわれました。
病気を見つけてもらっただけでも手遅れにならずありがたいことだと思い、全国大会に行くのは諦めて治療に専念しなければと思いました。
ただ、全国大会の監督、帯同者、交通手段や宿泊等の変更の連絡や子供たちの練習に関わる時間の変更、ラージボールの練習の中止など急いでかつかなりの量を調整し連絡しなければならなかったので、ラインでの連絡が1日目の入院で夜遅くまでかかりました。
入院中は腹の中を空っぽにしなければならなかったので、16日間絶食でした。と言っても1230キロカロリー栄養の点滴を24時間ずっとしていたので、空腹になることはありませんでした。
主治医の先生はじめ、看護師の方々に本当にお世話になり、快復できたことを感謝しています。
またこの間、卓球道場の方はすべて休みにしなければならないと思っていたのですが、土屋さんは子供たちが練習できるように仕事の休みを取って、日程調整の連絡、大会の参加に必要な準備等や指導についても若手の渉コーチととも頑張ってくれたおかげで、子供たちは私が不在でも伸び伸びと元気で頑張っていました。
また今回の入院で多くの皆さんからお見舞い等のご心配をいただき本当に感謝しています。
今回はまさか自分が入院しなければならないほどひどい状態になったとは思ってもいなかっただけに年は当然ですが、体力にしても無理はできない状態なのかと思い、様々な面で見直しをしなければと思いました。
卓球の練習時間、方法の見直し、夜遅くまでの中学生の勉強指導は極力最小限にするなどこの際改善しなければならないことがたくさんあり、退院後の1か月以内に様々なことがある程度できたことと今後さらに改善していかなければと思っています。
退院後、今日で3週間が経過しましたが、子供たちの指導は1週間経過後から始め、ラージボールは2週間経過後から始めました。
この間の練習時間や練習内容の見直し、毎月実施することにしたクラブ内のランク大会についても、今後につながるように新たなものを見つけ、まとめながら大きく前進していきたいと思っています。
2021.9.21