私の道場も、皆様のご支援をいただき、平成20年5月にスタートして6年を経過するところです。最初の2年間は長井工業の男子卓球部の生徒を部活及びクラブとして指導し、次の2年間は南中女子卓球部の部活及び週2回の長井高校男子卓球部、夜間は南中男女を主に高校生も含めて、クラブとして指導してきました。
最近の2年近くは、夕方の4時過ぎから6時30分までは15年ぶりに始めた小学生の指導、夜間及び土日祭日は、特定の学校に関係なく、小学生から高校生までを対象に指導してきています。
また、平日の午前9時から午後4時までは、一般の大人の人を対象にラージボールを主に指導しています。
こうした経過の中で、今回、初めて年末年始の特別強化練習会を実施したところでした。この結果については別紙のとおりです。学校が休みの期間、12月28日から1月6日まで、元日前後の3日間だけ休みで7日実施しました。午前9時から午後の9時まで1日当たり9時間練習できる環境を整えたところでした。夜の部は、希望に応じて、土屋指導員とともに11時ごろまで指導しました。
会員の皆さんには、最低でも7日のうちの4日、1日4時間、計16時間以上は練習していただきたいと思っていました。27人のうち10人が16時間以上練習に参加しました。
普段は、遠くて、送り迎えも大変であまり練習に来ることができない赤湯中2年の「丸子なごみさん」は、昼食と夕食の2食分を持参して1日9時間、計43時間練習しました。昼休みの2時間、夕食時間の1時間には食事後、勉強し、睡眠もとって頑張りました。川西町犬川小6年の「小倉七海さん」は1日も休まず午後1時から夜の9時30分まで計47時間練習しました。同じく、長井市立豊田小学3年の「菅沼梨香さん」も1日も休まず、午前9時から午後6時まで計46時間頑張りました。小学1年の「菅沼翔太君」も全国ベスト64の自覚もあって、特別でもなく普通に41時間、頑張りました。
年末年始は、通常、毎回夜遅くまで指導に当たってくださる土屋指導員、曜日によって遠藤文一指導員、鈴木渉コーチ、その他、特別指導者の方も来てくださいました。全日本学生2位の麻赫男(マフーナン)さん、川村コーチ、堤コーチ、伊藤?コーチも熱心に指導してくださいました。
麻さんからは、「他のところでも指導したが、ここは特別に選手みんなが熱心で教えたことはすぐ理解でき、やろうとするし、質問も皆良くしてくる、教えることが楽しいし、教えがいがある」と話してくださり、こちらがうれしくなるほどでした。
普段でもこの道場では、集中してやれとか言う必要がなく、皆自分から進んで取り組んでやっています。卓球にかける時間を少しでも多く確保し、考えてしっかり練習を積み重ねていけば、誰もが、県及び全国で活躍できるものと思っています。
今回の年末年始の強化練習については、日程表に記載しただけでしたが、次回から長い休み期間の特別強化練習会については、事前に募集をし、会員以外にもHP(ホームページ)等で呼びかけて事前に申し込みを取ってから実施したいと思っています。
いずれにしても、年末年始休み、春休み、夏休みは通常できない長時間練習にチャレンジして大きな飛躍のきっかけにしてほしいと願っています。
当道場は、よそでは考えられない最高の環境(冬は暖かく、夏涼しく、短パン半袖で思いっきり十分に動ける環境)と指導体制を整えて選手の皆さんに提供してまいりたいと思っています。
2014年がスタートしました。会員の皆さんには、高い目標に向かって、卓球も勉強も両立できるように、チャレンジ精神を高めながら、限られた1日24時間を最大限有効に使って生活してもらいたいと思っています。
「特別強化練習会実施結果」
2014.01.08