道場オープンしてから今年の5月5日で10年が経過しました。大会・遠征も毎月のようにあり、10周年事業はできないのかなと思っていました。しかし、田勢ナショナルコーチが世界選手権後、長井に来れるということで、道場指導者、長井市卓球協会役員、選手の保護者、道場卒業生の方々に感謝の気持ちを伝えるために5月12日(土)中央会館で開催しました。
「しおり」も急遽1週間程度で資料作成し、サンノー印刷さんに綺麗に編集していただきました。その資料の一部が別添のとおりなのでご覧いただきたいと思います。
お忙しい中、皆さんに出席していただき、素晴らしい感謝の集いの一日でした。本当にありがとうございました。準備不足でしたが、10年間を振り返る大変貴重な機会だったと思っています。
これまで多くの方々に道場を支えていただいたことに改めて心から感謝申し上げたいと思っています。
ここ数年間は、毎日朝から夜遅くまでの指導のため、時間がなく試合結果もなかなかまとめる時間がなく、スケジュールと出席回数のまとめと大会参加申し込みがやっとの毎日でした。今後、時間がかなり経過したとしても何とか区切りのまとめをしていきたいものだと思っています。ここ数年間の実績もまだほとんどまとめていないので、時間を作って作成し、今後につなげていけたらと思っています。
平成30年5月6日
1 最初の段階(平成19年6月1日道場建設完成~平成20年6月末)
長井工業高校男子卓球部のメンバー中心
平成20年3月退職し、それまで青木道場で指導してきた長井工業高校選手を中心にスタート。高校県総体3位(渋谷、高橋、今、竹田大、安部)
(道場で指導する前までは、長井工業の稲葉徹、飯澤崇祐、四釜直哉の3名でスタートし、長谷部将康を加えて県2位、東北5位、国体県予選、稲葉1位、長谷部2位、四釜7位と活躍し、その後四釜良、飯澤和寛、加藤稔、梅津一弥と続き県高校総体で2~3位。)
平成21年6月県高校総体まで年間22回の合宿、主力3名はこの他冬期間3回の合宿
中学までほとんど県の実績がないメンバーで高校県総体3位(竹田、川村、横山、鈴木、沼澤、菊地、平田、佐原これらに1年として鈴木渉、伊藤が加入)
川村将洋は全国高校選抜にも出場し、ベスト16と活躍した。
2 高校生中心から中学生中心に指導(中学生に高校生も一緒に練習)平成22年~平成24年
南中女子卓球部が道場で部活、夜間練習は中学生男女と高校生男女が一緒に練習
高校生は長井工業3名、九里学園女子1名、南陽高校1名 計5名
<遠藤文一指導員によるチャンピオンコーススタート>
長井高校男子が部活の一部として9月から周1~2回道場で練習
南中女子団体、地区2位で地元プラザ会場での中学校県総体に出場
米沢工業のメンバーも加入、米沢四中の遠藤颯汰は中学生としては初めて地区外からの会員、その後弟の隼人他米沢四中のメンバーが加入
遠藤颯汰は米沢中央高校に進み、東北高校選抜にも出場し活躍した。その後、後輩の山川航平、遠藤隼人らが米沢中央高校で活躍した。
この間、九里学園の八幡恵、南陽高校の横山敬宏、竹田直美の高校生も会員となり活躍した。
特に遠藤颯汰、隼人兄弟、山川航平は毎日米沢の部活終わってから移動し、23時30分ごろまで練習した。
3 生涯スポーツとしてのラージボールの部を発足
平成20年10月からスタート最初2名その後徐々に会員が増えて現在は33名
平日の午前中練習、1日10名前後で和気あいあいとして体を動かしている。年齢は50代~70代、4~5名ほどが大会にも参加。コーヒータイムもあり、会話も会食も弾み残りのゲーム練習が短くなるほどの和やかさ。
新年会や暑気払い等も高橋ご夫妻が企画してくれて、より一層親睦も深まり、楽しい活動を継続している。
4 小・中学生中心のクラブに<平成25年~現在>
「やくわクラブ」小倉七海の加入により新たにクラブを結成し、小倉七海、菅沼梨香、翔太の3名で平成25年度の全日本ホープス・カブ・バンビの部の県大会に参加した。ここからクラブ員たちの数々の輝かしい活躍、功績が続いている。
菅沼兄弟は1年遊びの準備間1年を経てよく平成25年から大会にデビューした。梨香小学3年、翔太1年生。翔太はこの年県2位、全国ベスト64、翌年県1位全国バンビ第5位。
小倉七海も東アジア県予選1位、県ホープス優勝、カデット13歳シングルス県優勝、
女子ダブルス優勝し、カデット13歳の全国大会でベスト32、ホープス全国選抜地元山形県開催で選手宣誓をし、ホープス5位の谷渡を破る大活躍。
翌26年は中学1年、県中学校大会3位、東北大会ベスト10で全国中学校大会に出場
カデット13歳と女子ダブルスで県優勝し、全国ベスト64。
平成27年、中学2年ではカデット女子ダブルスでは県3連覇し、14歳のカデットシングルスでも県優勝し負けない。中学校県大会優勝し、東北3位で全国大会に出場。東京選手権県予選でも優勝し、本番の東京体育館では中国選手を破ってベスト32。
中3の平成28年は県大会で阿久根あかりに負けて2位になったものの東北で優勝し、3年連続全国中学校大会に出場。
全日本ジュニア県予選2位、一般の部で見事高校生、大学生を破って優勝した。現在埼玉県の正智深谷高校2年生で活躍中。
菅沼翔太、小学4年5年とホープス全国5位入賞。小5年でカデット13歳以下(中1)29年度県優勝。県の小学の部ではでは負けなし。30年4月ナショナルホープス選考会で総合1位になりナショナルホープスのメンバー入りし、東アジア選考会でも6位入賞し7月中国上海での大会に出場する。毎月1回~2回ナショナルトレーニングセンターでの強化合宿に参加する。8月はフランスに遠征が決定している。
青木実々は小学生から全日本ホープスに出場、28年県中学校大会で3位、東北大会に出場、翌29年の県中学校大会で2位、東北ベスト10で全国中学校大会に出場。全日本カデットではダブルス28年29年、菅沼梨香と組んで県2年連続優勝。シングルス28年県3位29年2位と活躍。
菅沼梨香、佐藤祥太も全国ホープスからカデットまでの期間、県優勝準優勝等で活躍。平成29年の熊本での全日本カデット大会では女子ダブルス2回戦、シングルスは青木実々の3名とも3回戦進出。佐藤祥太、菅沼翔太のカデット男子ダブルスは2年連続県2位。菅沼梨香は中1年で県5位、東北大会に出場。東京選手権大会カデット県予選でも優勝。
上記の5名以外にも、これまで全日本ホープス・カブ・バンビの全国大会には県大会上位入賞し、佐原羽春、青木もも、木村眞大も出場。
団体戦では平成26年ホープス女子団体(青木実々、児玉彩乃、菅沼梨香、青木もも)で県3位、北日本でも3位入賞。27年も同メンバーで県優勝し全国ベスト16。
ホープス男子団体は26年~28年までは県3位で北日本大会に出場。28年29年は連続3位入賞、26~27年は佐藤祥太、菅沼翔太、土田嘉哉斗、佐原羽春。28年~29年のメンバーは佐原羽春、丸子健人、菅沼翔太、前田誠希。28年は菅沼翔太が個人戦でも優勝。29年は県優勝し全国大会に出場。
この他、地元あやめ杯、県外オープン大会、南東北大会(郡山市)では女子団体2回優勝、県内の河北オープン大会でも小学の部・中学の部でも2~3回優勝。女子では上記メンバーの他、長沼暖香も南東北、河北オープン大会の団体メンバーに加わり活躍。
講習会等では田勢コーチが毎年のように来てくれて講習会を開催。片野賢二氏、古川敏明氏、魏京生氏による講習会の開催。他数々の講習会等の開催。