まずは卓球の楽しさを知っていただけるように、ラケットにボールが当たることから始め、徐々に狙ったところに打てるように指導します。動いてボールを追いかけて打つ面白みもわかってくると楽しさも広がります。小学生の小さな子供たちが少しずつ増えてきています。皆でいっしょに始めましょう!
昨年を振り返り、まず小学生の会員数が10名増え21名になったことにより、少し活気が出てきた。しかし、昨年入会したメンバーで週3回以上来る小学生はいない。週1~2回がほとんど。まだまだ楽しみでピンポンをしているレベル。
以前からの道場の会員で他の所属から「やくわクラブ」に4名が変更したことにより、「やくわクラブ」として男女団体戦に参加することができるようになった。男子も女子も共に県でホープス団体5位に入り北日本ブロック大会に出場することができた。特に女子は3位に入る快挙を成し遂げた。
男子についても、全日本クラブ選手権小・中学生の部で県で1位になり、全国大会に出場することができた。
個人についても、小倉七海が中学校大会で県3位になり、東北を突破し、山形県からただ1人全国中学校卓球大会に出場することができた。全日本カデットでも2年連続全国大会にダブルスとシングルスで出場できた。
ホープス・カブ・バンビの全国大会に6名も参加することができた。中でも菅沼翔太君がランキング6位に輝いた。
数々のオープン大会でも、皆、数多く優勝することができ、日頃の練習でも各自意識が高くなってきた。また、「やくわクラブ」を大いに宣伝していただいた。
しかし、数多く活躍している選手は、全体から見れば一握りの8名程度にすぎない。多くの小・中学生は練習量も少なく意欲の面でもまだまだ低い。小倉七海以外の中学生は特に低い。高校生については、山川君、遠藤君の成果が少しずつ出始めてきている。
これらを踏まえて、今年は初心者のレベルアップを図る。まず回数を増やすためにどうするか、また新たな会員を増やすことにも力を入れる。
昨年以上に個人戦でも団体戦でも全国大会に出場し、活躍できるように練習内容を見直していく。その第1歩が1月。
1月の重点事項:
出席回数が少しでも多くなるように指導して行きたい。
丸子 健人君(小学3年)
10月から入会した丸子なごみさん(中学3年)の弟2人のうちの一番下の弟、健人君(小学3年)について。
土曜か日曜の週1の練習でまだ出席回数11回。回数は少ないが、新しいことに意欲的にチャレンジしようという意気込みが感じられる。とにかく体を動かしたいという感じで、考えや技術を習得しようとするものが見られるので、練習回数を増やして、様々なことをどんどん吸収して成長してほしい。
また、今年から大会に出られるように頑張ってほしい。
ラージボール(硬球より柔らかく一回り大きいオレンジボール)でいい汗かいて楽しみましょう。基本から始めるので、子供と違った楽しみを味わえます。コーヒータイムもありみんな和気あいあいです。適度に動きながら、大きな声で笑ったり、健康づくりにも最適です。ぜひ一緒に楽しみましょう!
1月の重点事項:
硬式とは異なり、健康第一で体を動かして、みんなで和気あいあいと楽しみながらプレイする。ただ、時間がかかっても少しずつ新しい技術にもチャレンジしていく。
中には楽しみながらも大幅な伸びが見られる会員もいて、ラージボール大会に出場して以前には考えられないほど上達して勝てるようになったという会員も何人かいる。
楽しい懇談の休憩の後、ダブルスのゲーム練習をしている。1回目は上手な人が初心者とペアになりアドバイスしながらゲームをする。2回目は同じレベルの人と組んで試合をしている。
和気あいあいの中にもボールを追いかけて何とかつなごうとする。全体的にはだいぶレベルアップしてきてラリーも何本でも続くようになってきて楽しさも大きくなってきている。
1月も暖かい道場で半袖短パンで、大いに動いて、大いに笑いながら元気よく楽しいプレイが続くことを願いたい。
小関利子さん
3年2か月経過し、305回の出席回数。道場に来て初めて卓球のラケットを握った会員の中では最も上達した会員。小関さんは、昨年10月、ホームページ開設して最初の10月に載った人。昨年から比べたらかなりの伸び率。特にフォアハンドが中陣からも打てるようになり安定してきた。バックハンドも上達しているが、ゲーム練習になると思うように攻撃できず、カットでつなぐときもある。気持ちは積極的だが時々遠慮するときがある。失敗しても臆することなく、みんなに解説する。
今日も明るく元気に楽しんでいる。今後がますます楽しみな期待の道場会員の中堅。
強くなりたい、大会等で上位めざしたいという選手の皆さんには、選手のレベルに応じて理論と実践力を重視して指導します。一球練習だけでなく、フットワーク等は多球練習も多く取り入れて指導します。土屋指導員はじめOB等の指導員が丁寧にわかりやすく指導します。また、インターハイダブルスチャンピオンの遠藤文一指導員によるチャンピオンコースもありますので、上級者もぜひおいでください。
1月の重点事項:
各自の課題を多球練習により、幅広く攻撃等ができるように強化を図っていく。
フットワークで左右に速く動けるようにする。回転の幅を作る。頂点前のカウンタードライブにもチャレンジする。
サーブ及びレシーブの強化を図る。女子は特に粒高対策を図る。
佐原 羽春君(小3年)
昨年1年で最も伸びた選手。出席回数も1年3か月間で305回。団体戦でホープス県5位に入り北日本ブロックに参加できた。菅沼翔太君(小2)とのダブルスは、北日本ではあと一歩だったが、県大会では5~6年生ペアを次々と破り、1試合ごとに上手くなっていった。北海道で開催された全日本クラブ選手権大会でも2試合とも中学3年生との対戦だったが、サーブが特によくなり1ゲームで9点も取った。12月の米沢オープン卓球大会の4年以下の部で優勝し、菊祭りでも安定して攻撃できるようになり、決勝戦で菅沼翔太君に負けたものの2位に入った。
今年は、団体戦、個人戦ともに全国大会に出場。そのためにもドライブからの安定したフォアハンド攻撃ができるように頑張っている。