小学生19名のうち、4~5名は週1回程度、4名は週2回程度と練習量は極めて少ない。少しずつ回数も増やしてほしいが、なかなか出席回数も増えない状況である。
少しずつ会員も増加しているので、楽しみながら、協力し合いながら増やしてもらえればと願っている。
中学生は、新人戦の地区全体でも県大会に出て試合になると思われる選手は男女それぞれ4~5人程度のレベルの低さ。それだけに少しでも早くしっかりした練習を始めれば地区で上位に食い込めるのだが。残念ながら、私の道場の中学生会員は練習回数が極めて少ないため、まだまだレベルアップにつながらない状況である。
10月の重点事項:
9月からは、高校生、中学生の新人大会がスタートし、道場会員は順当に成果を発揮して県大会の代表権を獲得している。しかし、会員の中でも週1回来るか来ないか程度の中学生は、まだまだ代表権を取れるまでには至っていない。
また、全日本選手権大会のカデット(中学2年以下)県大会も終わり、昨年度に引き続き小倉七海さん(中1)がダブルスとシングルスで全国大会の出場権を獲得した。青木実々ちゃん(小5)と菅沼梨香ちゃん(小5)はベスト16だった。小倉七海さんは11月1日~3日滋賀県大津市で開催される全国大会に出場する。
10月4日、全日本選手権大会ジュニアの県予選会が開催されるので、高校生にチャレンジしてどこまで戦えるか楽しみだ。しかし、実力的にはまだまだ勝てるところまでは至っていないと思われる。唯一、小倉七海さんが高校生を破って代表権に近づけるか期待したい。
小学生については、10月11日シベール杯があるので、全国小学生選抜大会の候補選手になれるよう頑張らせたい。
以上重要な大会も控えているが、10月からは来年度に向けてのスタートなので、基本練習及びフットワークに重点を置いて頑張らせたい。
また、このシーズンオフに初心者の入会も働きかけて行きたい。
上:右田沙彩ちゃん(小2年)
下:池田春樹君(小3年)
佐藤釉ちゃん(小2年)の同級生の沙彩ちゃんは9月16日から卓球を始めた。友達と一緒に夕方の練習なので、遊び感覚で楽しく伸び伸びトレーニングと練習をしている。釉ちゃんにとっても良い刺激になると思われる。沙彩ちゃんの声掛けで、釉ちゃんも週1回から2回来るようになった。楽しみながらレベルアップしてもらえればと思う。
池田春樹君は、お父さんの影響で5月から道場に来た。月1~3回程度の出席回数。すごく一生懸命。技術的にもまだまだ初歩の段階だが、声を出して頑張っている。10月から週2回来たいと言っているので、楽しみである。
ラージボール(硬球より柔らかく一回り大きいオレンジボール)でいい汗かいて楽しみましょう。基本から始めるので、子供と違った楽しみを味わえます。コーヒータイムもありみんな和気あいあいです。適度に動きながら、大きな声で笑ったり、健康づくりにも最適です。ぜひ一緒に楽しみましょう!
10月の重点事項:
9月の入会者2名。初心者も一緒に楽しめるよう、先輩の会員の皆さんが助言してくれている。初めて卓球する会員にはシェークハンドを指導しているため、23人中16人がシェークハンド。腰痛等で休んでいる会員もいるので、無理しないで継続してもらえればと思っている。また練習前と後のストレッチ等をゆっくりやってもらえるよう働きかけて行きたい。
10月14日は髙橋ご夫妻が芋煮会を企画してくれているので、会員の懇親も深めてもらいたい。
須貝貞夫さん順子さんご夫妻
貞夫さんは8月から、順子さんは9月から道場に来られた。貞夫さんは、冬、スキー、夏はインディアカをされていたが、夏のその愛好会が無くなったことから今年の4月から卓球を始めたとのこと。道場に来られて、ペンホルダーからシェークハンドに変え、まだ1か月だが、バックハンドはめきめき上達している。もともと得意だったフォアハンドもペンホルダーの時と同様、ガンガン打ってくる。長身なのでより腕の長さを生かして遠心力の効いたスイングができれば、スケールの大きいダイナミックなプレイができる。研究熱心なので、上達も早いが、膝に負担がかかりすぎないようにして楽しんで上達してほしいと思う。
順子さんは、まだ1か月足らずで始めたばかりなので、時間をかけてじっくり体の軸等の基本姿勢から徐々に身に着けてもらえればと思う。体の軸から腰、肘、グリップ、ラケットの角度と力が伝わっていき、無理のない伸びやからスイングができるようになるまで焦らず楽しみながら頑張ってほしい。まだ出席回数も8回とスタートしたばかり、100回超えた時に少し形ができ始めてくるので、じっくり楽しんでほしい。
強くなりたい、大会等で上位めざしたいという選手の皆さんには、選手のレベルに応じて理論と実践力を重視して指導します。一球練習だけでなく、フットワーク等は多球練習も多く取り入れて指導します。土屋指導員はじめOB等の指導員が丁寧にわかりやすく指導します。また、インターハイダブルスチャンピオンの遠藤文一指導員によるチャンピオンコースもありますので、上級者もぜひおいでください。
10月の重点事項:全日本等の大きな大会(全国カデット、ジュニアの県大会から上位の大会等)もまだあるが、1年の中では、シーズンオフに入った時期なので、来年度に向けた体力づくり、フットワーク、理解力、考える力の向上等のメンタル強化を図っていく。またゲーム練習も取り入れながら、サーブ・レシーブの強化はもちろんのこと、基本的なことがどの程度向上しているを確認をしながら指導して行きたい。
佐原羽春君(小学3年)、佐藤貴哉君(中3年)、祥太君(小5年)兄弟
この3人の他、菅沼翔太君と4名で、北海道で開催された全日本クラブ選手権大会に出場してきた。結果は、予選突破ならなかったが、2試合とも互角の試合をすることができた。出場権を獲得した時点から次の全国大会の準備をするので、大きな大会ごとにどんどんステップアップしてきている。
佐原羽春君は、道場に来てまだ1年経過したばかりだが、サーブを強化したことにより、全日本ホープス北日本ブロックの団体戦でも、全日本クラブ選手権でも十分に力を発揮し、1試合ごとに大きく上達してきている。ホープスの県選手権大会でも3回戦まで進んだ。団体戦に出場することになってから、出席回数も大幅に増えた。今後はFH攻撃ができるように強化し、来年ホープス・カブ・バンビの個人戦でも全国大会に出場できるように頑張ってほしい。
佐藤兄弟は、2人ともメンタルがかなり強くなり、何をすべきかが素早く判断でき、行動面、プレイにも良い形で表れてきている。2人とも3月までとは大幅に違った考え方ができるようになり、有効なつなぎのボールも打てるようになってきた。一番は取り組む姿勢が変わったことが大きい。練習回数・時間も大幅に増え、意欲的にまた楽しんでプレイできるようになってきた。2人とも今後が楽しみ。