まずは卓球の楽しさを知っていただけるように、ラケットにボールが当たることから始め、徐々に狙ったところに打てるように指導します。動いてボールを追いかけて打つ面白みもわかってくると楽しさも広がります。小学生の小さな子供たちが少しずつ増えてきています。皆でいっしょに始めましょう!
7月の重点事項:
小学生は7月25日~27日、いよいよ個人戦の全国大会。1年間で最も重要な大会。
今年も昨年と同様、道場から6名が参加する。佐藤祥太君(5年)、青木実々さん(5年)、児玉彩乃さん(5年)、青木もも(3年)、菅沼翔太君(2年)の5名は昨年に続いての出場。小倉七海さんは中学生になったので出場できないが、代わって菅沼梨香さん(4年)が初出場。全国大会予選突破に向けての強化を図る。
他に全国大会に出場できない小学生は10名いる。うち、全くの初心者は4名、県1~2回戦レベルが6名いる。
初心者については、楽しんでトレーニングをすること、サーブの出し方、両ハンドの基本練習を重視して練習する。
県大会1~2回戦の小学生については、全国大会に出場するメンバーに近づけるように多球練習中心に強化を図るとともに全国大会出場メンバーとの練習もできる限り多く時間を取っていく。また道場合宿にも参加してもらい強化を図っていく。
中学生は、7月18日~20日の県大会が最も重要な大会なので、出場する2名(小倉七海さん、佐藤貴哉君)については、サーブ・レシーブの強化はもちろん上位に食い込めるように速い動きができるようフットワークの強化を図っていく。
それ以外の1~2年生5名については、サーブ・レシーブ特に回転の見分け方、かけ方、ミーティングで基本的なことを指導する。
中学3年生で県大会に出場できない選手で、継続して練習に参加する人については、目的意識を持って、限られた時間の中で基本を重視しながら練習に取り組むよう指導する。
高校生については、7月18日~20日県国体予選会があるので、上位に食い込むことを目標に各自の課題に取り組むよう指導する。
横山祈(いのり)ちゃん(小2年)
今年の4月から始めて3か月。習い事が多いことから週1回だけの練習。お母さんも小学生から大学時代まで活躍した選手。
運動神経は良いので、意欲が出て来るとめきめき上達する。今のところ何とも言えない状態。まずは、ラケットの角度が取れて入るようになれば良いが、まだまだグリップが安定していないため、角度も一定していない状態。
早く、週1回から2回以上になることを期待したい。
ラージボール(硬球より柔らかく一回り大きいオレンジボール)でいい汗かいて楽しみましょう。基本から始めるので、子供と違った楽しみを味わえます。コーヒータイムもありみんな和気あいあいです。適度に動きながら、大きな声で笑ったり、健康づくりにも最適です。ぜひ一緒に楽しみましょう!
7月の重点事項:
道場の会員では、オープン大会等に出場しているメンバーはまだ少ないが、ボールがセルロイドからプラスチックに変わってきているため、練習でもプラスチックボールを使用し始めた。
プラスチックのトレーニングボールはまだないため、多球練習で指導するときはこれまで同様セルロイドボール。一球練習で会員同士の時はプラスチックボールに切り替えていく。回転はかかりやすいが、回転の少ない打ち方ではあまりボールが飛んでこないので注意。
コーナーに丁寧に深く入れられることを重視して練習に取り組む。特に回転のかけ方を指導する。
(左)別部典子(べっぷのりこ)さんと(右)船田富雄さん
別部さんは3月から再入会して32回の出席回数、船田さんは5年3か月、396回山形から通って来てくれている。
典子さんは、自分たちのチームで週2回練習している。大会にも参加して活躍しているが、より安定して攻撃ができるように現在はフォアハンドで回転をかける打ち方を練習している。運動神経が良いので動きも素早いし、打つボールにもスピードがある。回転をかけてねらったところに打てるようになれば大会でも上位に食い込める。
船田さんは、週2回の出席で、9時のスタートより早く来て準備運動等をしている。非常に熱心で誰からも尊敬されている。両ハンドでしっかり打てるようになってきているが、時々打ち急いで方向が違ったりする。じっくり待てるようになればさらに安定感が増してくる。ひざの痛みもあるが、ストレッチをしっかりやっているため、動きも軽快だ。遠くから来ていただいているだけでも感謝。
強くなりたい、大会等で上位めざしたいという選手の皆さんには、選手のレベルに応じて理論と実践力を重視して指導します。一球練習だけでなく、フットワーク等は多球練習も多く取り入れて指導します。土屋指導員はじめOB等の指導員が丁寧にわかりやすく指導します。また、インターハイダブルスチャンピオンの遠藤文一指導員によるチャンピオンコースもありますので、上級者もぜひおいでください。
7月の重点事項:最初に記載した通り。小学生は7月25日からの全国大会で予選突破して上位に食い込む。中学生は7月18日からの県大会で上位に食い込んで東北大会に出場できること。
(上)小倉七海さん(中学1年)
1年4か月でほとんど休むことなく出席回数430回。しかも、練習時間は平日で2~3時間、休日は4~6時間。
昨年の全日本カデット13歳以下では4回戦まで勝ち上がりベスト32に入った。その大会が終わってからバックハンドのラバーを表ソフトから裏ソフトに変えた。7か月経過してバックハンドドライブもよくなってきている。
県大会で勝ちあがるには大変だが、毎日頑張って練習しているので東北大会の出場権を獲得してほしい。
(下)青木実々さん(小学5年)
2年経過するまであと1か月、出席回数も640回と驚異的な回数。菅沼梨香さん(小学4年)、菅沼翔太君(小2年)に続く3番目の出席回数。
理解力が高く、研究熱心で考える力がある。取り組み姿勢もすごい。昨年度から比べて大幅に成長している。まだカット打ち等は重心が十分、前に行っていないが、足腰のバネが強化されれば更に良くなってくる。
昨年の全国大会では予選敗退だったが、今年は何とか予選突破して上位に食い込んでほしい。