10月から入会した丸子なごみさん(中学3年)の弟2人。今回は兄の晴樹君(小学5年)について。
12月の重点事項:
今月の大会は①米沢オープン大会、②東京選手権大会県予選、③菊祭り大会、の3つあるが、②を除いては、オープン大会。東京選手権大会については、代表権を取れるよう頑張ってほしい。オープン大会については、何がどこまでできるようになっているか、日頃の練習の成果を確認する良い機会だと思っている。
今月は、サーブ練習でも多球練習でもコーナーのボールを一定時間で正確に目標数を打ち落とす練習を主にやっていきたい。
重要なのは回転の種類、スピードを変えながら幅を広げられること。
丸子 晴樹君(小学5年)
土曜か日曜の週1の練習でまだ始まったばかり。言われたことをしっかり聞いて正確にやろうという気持ちが伝わってくる。じっくり落ち着いて慌てずしっかりしている。ラケットの角度の取り方も正確。回数が増えればどんどん上達するので、半年後の成長が楽しみ。いろいろな新しいことにチャレンジして頑張ってほしい。
ラージボール(硬球より柔らかく一回り大きいオレンジボール)でいい汗かいて楽しみましょう。基本から始めるので、子供と違った楽しみを味わえます。コーヒータイムもありみんな和気あいあいです。適度に動きながら、大きな声で笑ったり、健康づくりにも最適です。ぜひ一緒に楽しみましょう!
12月の重点事項:
これまで基本練習をしながらダブルスのゲームができるように練習してきた。今後2~3か月間は、シングルスのゲームができるようにシングルス用のサーブからの展開やバックハンドレシーブ、横への速い動きを重視した練習に重点を置いて指導したい。
金田 正子さん
今年の1月の指導内容に1回目の頑張りを掲載させていただいた。約1年弱経過してどのように伸びてきているかについて掲載させていただきたい。
まず人柄がみんなから好かれる。研究熱心で努力家で最も上達しているが、だれに対してもいつでも公平に相手をしてくれる。道場に来てから4年8か月経過した。最初の1年目は仕事の関係で週1回程度しか来れなかった。2年目から週2回程度になり、3年目近くから週2.5回程度になり、昨年度の後半から成果が見え始めてきた。本人も話しているように少々強く打たれても返せるようになってきている。ボールのとらえ方が安定してきている。卓球スタイルも入会した当初と比べたら全く異なる。体のブレもなく安定してきている。やるべきことはまだまだ多いが、現在はネットプレイとツッツキ・カットに対してのドライブの打ち分け(ドライブの種類を多く持てるようにする練習)を重点的にチャレンジしている。
現在は十分な練習時間が取れないようだが、今後も楽しみながら卓球の面白さをみんなに伝えて交流の輪を更に大きくしていってほしい。
強くなりたい、大会等で上位めざしたいという選手の皆さんには、選手のレベルに応じて理論と実践力を重視して指導します。一球練習だけでなく、フットワーク等は多球練習も多く取り入れて指導します。土屋指導員はじめOB等の指導員が丁寧にわかりやすく指導します。また、インターハイダブルスチャンピオンの遠藤文一指導員によるチャンピオンコースもありますので、上級者もぜひおいでください。
12月の重点事項:
今年1年間の経過を振り返り、今後へ向けての共通事項と1人1人の課題をまとめて今後の指導に当たっていきたい。
当面は、多球練習により回転の種類を増やし、幅広く攻撃等ができるように強化を図っていく。
小倉 七海さん(中1年)
この指導内容で小倉七海さんを掲載するのは、25年11月、26年7月に続いて3回目。やくわ道場に来てまだ1年9か月だが581回という驚異的な練習回数。菅沼姉弟と同様ほとんど練習を休まない。
1人での自主練習においても、トレーニングの後、全力を使ってサーブ練習を黙々とやっている。最近は目標回数を決めて、限られた時間でつぶれたボールを打ち落とす練習をしている。また、フットワークにも時間をかけている。
今年の成果については、春の中学校総合体育大会で地区大会1位、県大会3位、東北大会ベスト16で敗者復活戦に回って、山形県でただ一人シングルスの代表権を獲得し、全国大会に出場した。日韓交流事業で韓国から帰ってきて翌日からの全国大会だったため、準備不足もあって1回戦で敗退した。しかし出場できたことは、来年につながる大きな経験。その後、全日本のカデット大会については、県の代表権を取って2年連続全国大会に出場。チャンスだっただけに、ダブルス2回戦、シングルス3回戦は非常に不本意な結果だった。
県の中学新人大会では南ブロック1位、決勝大会でも1位と安定した力を発揮した。しかし、まだまだやるべきことが多く、攻撃の幅を増やし、速い攻めができるようにさらに頑張ってほしいし、指導して行きたい。