まずは卓球の楽しさを知っていただけるように、ラケットにボールが当たることから始め、徐々に狙ったところに打てるように指導します。動いてボールを追いかけて打つ面白みもわかってくると楽しさも広がります。小学生の小さな子供たちが少しずつ増えてきています。皆でいっしょに始めましょう!
5月の重点事項:
5月は様々な大会がスタートする。小学生は、個人戦も団体戦も全日本卓球選手権大会の全国大会につながる地区予選会が5月3日にスタートする。県大会も個人戦が5月24日、団体戦が6月8日に開催され、そこを突破すれば全国大会に出場できる。
また、5月18日、全日本のクラブ選手権大会の県予選会に「やくわクラブ」として初めて男子小・中学生の部、女子小・中学生の部に参加する。
中学生も6月21~22日が中体連の地区大会でいよいよ本番。小学生や高校生と違って最初のこの地区大会が県大会出場権枠も少なく一番厳しい。全国に出るためにも、この最初の大会が極めて重要な大会。
また、高校生も5月10日~11日が高体連の地区大会、6月6~8日県大会であっという間に重要な大会がスタートし、わずか2か月間の短期間のうちにほとんどの選手は1年間の大半が終わってしまう。3年生にとっては、終わってみれば極めて短い部活の期間。
だからこそ、早め早めにしっかり取り組んでも早すぎることはないので、全体の期間の短さ、限られた時間を大切にして精一杯できることにチャレンジしてほしいと思う。
以上のことから、レギュラーや全国を目指している人にとっては年度の始まりではなく、大会に向けての最終段階。このような大事な時期に初心者が入部するので、初心者にとってのこの時期は、全国大会を目標に頑張っている人たちの緊迫した雰囲気を感じながら、秋又は来年からのスタートに備えて上級者の真似をしながらじっくりレベルアップを図ってもらいたい。初心者はまず、見て真似するところからスタート。併せて、理論の勉強もしてほしい。
井上 潤弥君(中2年)
昨年の11月に同級生3人で入会した。出席回数はまだやっと25回程度。週1回程度がやっとでなかなか出席できない。
他の中学2年の2人と同様、中学の部活に入って初めて卓球のラケットを握った。地区大会の新人戦の時、どこからも勝てなかったことから道場に入ったのだと思う。
素直で理解力も高く、アドバイスされたことを正確にしっかりやろうとする。足の使い方、ひじの使い方も正確でボールのとらえる感覚もいい。出席回数が多くなれば、どんどん伸びるので、何とか練習時間を作って頑張ってほしい。
伊藤 洸叶君(中2年)
米沢から通っている。中学1年から卓球を始め、週1~2回道場に来ている。出席回数はまだ62回。途中カットマンを目指したが、また攻撃スタイルに変えた。バックハンドで丁寧に返してミスを誘う卓球だが、もっとフォアハンドで攻撃できるように頑張ってほしい。
自分の考え等、しっかりしたものを持っている。道場の上級者のプレイを見て真似をしたり、もっとよく見て研究をしてほしい。また、もっとみんなの中に積極的に溶け込んで交流を図り、人間の幅を広げていってほしい。
ラージボール(硬球より柔らかく一回り大きいオレンジボール)でいい汗かいて楽しみましょう。基本から始めるので、子供と違った楽しみを味わえます。コーヒータイムもありみんな和気あいあいです。適度に動きながら、大きな声で笑ったり、健康づくりにも最適です。ぜひ一緒に楽しみましょう!
5月の重点事項:
会員の皆さんには、長く継続して道場に来ていただけるように先月の4月から料金改定をした。2年経過したら毎年減額していく。6年経過したら、月会費2,000円になるように改訂した。また、週1回しか来れない人についても大幅に減額した。
ラージボールの会員については、道場に長く通っていただき、健康づくりとメンバーとの交流を図ってほしい。コーヒータイムも貴重な交流の場となればと願っている。
週1回程度しか来れない初心者の方々でも、楽しみながらも出席回数が100回、200回となるとレベルも上がり、つなぎがしっかりしてきてダブルスのラリーも続く。
上級者の方々も大幅にレベルアップし、大会等でも上位入賞できるようになってきた。
いずれにしても長く継続して卓球を楽しんでほしい。その結果、動けて、楽しく会話でき、気持ちも寛大で、いつまでも健康を保てることにつながってもらえばと願う。
鈴木 まち子さん(1年6か月経過、出席回数88回)
致芳クラブ所属で大会に出場しているベテラン選手。仕事の関係で週1回だけの練習。
フォアハンドも攻撃よりツッツキが多かったが、最近は攻撃も安定してきた。バックハンドは、ほとんどツッツキが多い。練習ではバックハンドの攻撃も少しずつできるようになってきているが、ゲーム練習になるとツッツキになる。ミスしてもよいので攻撃をしてほしい。
仕事の都合でなかなか回数も少ないが、長年の実績もあり、試合運びはうまい。フォアハンドドライブやスマッシュが安定し、バックハンドがふれるようになると試合内容にも幅が出てくるので、楽しみの中にも新たなことにチャレンジしてほしい。
後藤 喜美子さん(1年5か月経過 出席回数94回)
道場に来て、全く初めて卓球のラケットを持った。週1回程度の出席。以前の職場の仲間の誘いで入会してくれた。回数は少ないが、アドバイスを素直に聞き入れてプレイするため、スイングもなかなかきれいだ。ゲーム練習でも練習のとおり力を出せる。足の動きや判断等では、まだまだスムーズではないが、回数を重ねればかなりレベルアップする。
昨年の秋、実家の弟さんが栽培している切り花の菊を皆さんに安く提供してくれた。大輪のきれいな菊の花が咲き大変長く咲いていた。もっと多く出席して、運動量を増やし、糖尿病も早く改善してほしい。
強くなりたい、大会等で上位めざしたいという選手の皆さんには、選手のレベルに応じて理論と実践力を重視して指導します。一球練習だけでなく、フットワーク等は多球練習も多く取り入れて指導します。土屋指導員はじめOB等の指導員が丁寧にわかりやすく指導します。また、インターハイダブルスチャンピオンの遠藤文一指導員によるチャンピオンコースもありますので、上級者もぜひおいでください。
5月の重点事項:いよいよ全国大会に向けてのスタート、地区大会、県大会が始まる。これまで練習してきたことを振り返ってまとめてみる。考える力を高める練習をする。
① レシーブからしっかりしのげるように幅広くフットワークができるようにする。
② サーブから的を絞った攻めができるように、繰り返し練習し安定性を高めて行く。
③ サーブ練習をしっかりやる。
佐藤 貴哉君(中3年)(中3年):道場に来て2年経過、出席回数283回
小学生時代は長井ジュニアに所属。道場に来てからも2年生までジュニアでの練習や大会等にも出場していた。道場での練習は、他の中学生よりも出席回数が多いものの、菅沼姉弟、青木姉妹、小倉七海さんから比べると土日休みで練習時間はかなり少なかった。
体が硬く、スイングにも力が入りすぎ、強く打ちすぎる。もっと足と腕のバランスを取って、連続打てることを重視して、柔らかい安定したプレイができるよう心掛けてほしい。
弟、祥太君の面倒見が良い。祥太君が4月からようやく長井ジュニアを辞めて100%「やくわクラブ」に所属し、気持ちの面でも落ち着き、集中力も高まってきている。祥太君の気持ちの面は貴哉君にも伝わっており、2人とも以前よりかなり意欲的かつ卓球を楽しめるようになってきている。
中学校地区大会まで1か月半、ようやく精神的なものも良くなってきている。改めて素直さと謙虚さを大切にして、粘りのある最後まであきらめない卓球を心掛けて、県大会出場できるように頑張ってほしい。
菅沼 翔太君(小2年):入会して2年、出席回数も早くも650回を超えている
昨年は、初めて大会に参加し、小学2年以下のバンビの部で全国ベスト64になった。以前からボールをとらえる感覚は素晴らしいものを持っている。しかし、最近特に練習では一生懸命さがあまり見られなくなってきた。動きも以前ほど動かず、手先でプレイすることが多く、いまだにすぐロビングして相手のミスを誘おうとしている。周りは翔太君よりだいぶ伸びていることから、翔太君が上にあげてミスを誘うチャンスボールに対しても皆スマッシュミスはしなくなってきている。
4月27日、クラブ内のランク大会でも上位5名からは1ゲームも取れなくなってきた。小学2年生で、まだまだスタートしたばかり。素直にアドバイスを聞いて、基本からしっかりやってほしい。特に、今年初めて団体戦にも出場するので、チームワークも大切にして頑張ってほしい。